2019フォレストサポート「森のがっこう」

6月9日(日)に「ガールスカウトの森」の育樹活動を行いました。
植樹してから5年がたちますが、植樹した木々はまだまだ小さくて、木々が成長するためにはまだまだ人の手が必要です。
今回の活動は、自分たちで自分たちが植えた木の周りの下刈作業を行い、「ガールスカウトの森」にはどんな野草が生えているのか、どうしてその野草を刈らなくてはないのかを学びました。
① 野草を知ろう
今回の講師は、大江町山里交流館「やまさぁーべ」の館長 佐々木隆馬氏です。
佐々木館長から野草を使った遊びを教えていただくことに。
育樹のために刈って捨ててしまう野草ですが、楽しい遊びを教えていただきました。
まずは、クズの葉と手を使って音を出す遊びです。
上手くいくと「パン!」と大きな音がするのですが、なかなか音が鳴らなくて悪戦苦闘。
次は、クローバーの葉っぱを使って草笛を吹いてみました。
葉っぱの振動が唇に伝わり、綺麗な音がでましたよ。
 
いよいよ野草についてのお話です。
「ガールスカウトの森には何種類の野草があると思いますか?実際に集めてみよう!」
と言うことで、パトロールに分かれ、まずは5種類の野草を探してきて種類ごとにわけました。
次に、集めた野草以外の野草を探しにまた森の中に。
数分後、30種類以上の野草が並びました。
野草の中には、人の手によって外国(他の土地)から連れて来られた生き物(植物)たちがいることを教えていただきました。
その生き物(植物)たちは、「外来種」と呼ばれます。
「外来種」は連れて来られただけで何も悪くはないのに、在来の生き物(植物)たちが住めなくなったり、農作物に影響がでたり、人に害を与えるなどという問題があって、駆除の対象になっている生き物(植物)たちも中にはいることなどを教えていただきました。
「ガールスカウトの森」には、外来植物は4種類、在来の植物たちが多い森であることがわかりました。
② 育樹活動(下刈作業)
鍬の使い方を教えてもらい、5年前に植樹した木の周りの下刈を行いました。
自分の背丈ほどもある鍬を一生懸命使って、植樹した木の周りを綺麗に刈ることができました。
木を育てると言うことの大変さ、大切さを改めて感じました。
早く大きくならないかなぁ~
③ たたき染め
「ガールスカウトの森」から自分の好きな葉っぱを選んで、エコバックにデザインしました。
選んできた葉っぱを、あっちこっちと配置してデザインしましたがなかなか決まりません。
やっとデザインが決まり、今度は石を使って葉っぱをひたすら叩きます。
トントントントン・・・・
葉っぱの形が付いたら、媒染して色を定着させて完成!
オリジナルエコバックの完成です。
最後に、その土地本来の自然を守るために私たちに出来ることについて佐々木館長より話がありました。
1、花が綺麗だからと言って、持ち帰って植えたりしない。
2、野外活動の後は、靴について泥を取り除いてから帰る。
  なぜなら泥の中には種が入っているから。
今回学んだ事を、これからの活動に役立てたいと思います。
「友情の輪」で今回の活動をしめくくり、次回につなげて行こうと誓いました。
今回の活動の様子がTYU『えこいろ』で 7/1(月)と7/8(月) 18:55~ に放送されます。
見てくださいね。

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